こんにちは、フードライターの松田美咲です。今回は、食卓を彩る贅沢な食材、カニについてお話ししましょう。特に、その中でも「カニの王様」と称されるタラバガニについて詳しくご紹介します。
タラバガニは、北海道などの寒海系で主に水深500m以深で漁獲されます。その名前の由来は、鱈が獲れる場所で混獲されることが多かったことから、「鱈場ガニ」になりました。舞台を海外に移すと、タラバガニは「キングクラブ」つまり「カニの王様」と呼ばれています。その名の通り、大きい個体は寿命が30年以上で、脚を広げるとなんと1mにもなるんです。
生態も興味深く、水槽内では甘エビの頭部を殻ごとエサとして与えられています。そんなタラバガニを自宅で料理する際は、その豊かな旨味を損なわないようにシンプルな調理法がおすすめです。例えば、シーズニングを控えめにして蒸す、または殻つきのままオーブンでローストするなどして、素材本来の味を堪能しましょう。
食材としてのタラバガニは、その豊かな風味と食感、見た目のインパクトから特別な日の食卓やお祝い事にぴったりです。カニ料理を作る際は、ぜひ一度は「カニの王様」タラバガニを取り入れてみてはいかがでしょうか。
これからも美味しい食材、レシピ、レストランなど、食に関する情報を皆さんと共有していきます。松田美咲のフードライターブログを今後とも宜しくお願いします。
