こんにちは、フードライター兼ウェブ編集者の松田美咲です。今回は、私が人生で最も美味しいと感じた日本の蟹についてお話します。
みなさんは、”日本で1番美味しい蟹は何だと思いますか?”と問われたら何と答えますか?私の答えは「越前ガニ」です。
実は、蟹には数多くの種類が存在し、その中でも「ズワイガニ」は日本で広く親しまれています。特に、福井県で水揚げされるズワイガニのオスは「越前ガニ」と呼ばれ、その美味しさは全国トップクラスを誇っています。
越前ガニの最大の特徴は、その肉厚でジューシーな身と、甘みが強く風味豊かな味わいです。特に、肩肉と呼ばれる部分にはたっぷりと身が詰まっており、その食感と甘みを同時に楽しむことができます。カニ味噌の旨みも深く、一度食べれば忘れられない美味しさがそこにはあります。
ただし、この新鮮な越前ガニを味わうことができるのは年間で約5か月間のみ。漁が解禁されるのは例年11月6日で、そのシーズンは翌年の3月20日まで続きます。
新鮮な越前ガニを味わうためには、この短いシーズンを逃すことなく、福井県のレストランや市場を訪れることをおすすめします。新鮮なものほどその美味しさに驚くこと間違いなしです!
しかし、越前ガニを堪能するのはその身だけではありません。ガニ汁やカニすき、カニしゃぶなど、様々な料理方法でその美味しさを引き立てることができます。もちろん、私がこれまで提案してきたオリジナルレシピも試してみてくださいね。
まとめて言えば、「越前ガニ」はその一切れ一切れが宝石のような美味しさを持つ、まさしく日本一の蟹と言えるでしょう。シーズンを逃さず、ぜひ一度その美味しさを味わってみてください。